5月30日(金)より伏見ミリオン座、TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて全国ロードショー
2013年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞をはじめ数多くの賞を受賞したジョエル・コーエン兄弟最新作。
1961年のNY。ひたむきに生きて、歌い続けたシンガーと猫の一週間の物語。 ボブ・ディランが憧れた伝説のシンガーの回想録を元にコーエン兄弟が映画化!ひたむきに生きて、歌い続けた名もなきシンガーと猫との1週間の物語。
彼らがいなかったらボブ・ディランは誕生しなかったかもしれない
ルーウィン・デイヴィスのモデルになったのは、1960年代グリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーンの中心的人物だったフォーク・シンガー、デイヴ・ヴァン・ロンク。ボブ・ディランとも交流があり彼が憧れたというヴァン・ロンクの回想録にインスパイアされコーエン兄弟はこの物語を作り出した。映画の舞台となる1961年のNYではフォーク・ミュージックが流行、多くの若者たちがコーヒーハウスと呼ばれたライブハウスでフォーク・シンガーの歌に耳を傾けていた。ルーウィンもそんなフォーク・シンガーの一人。フォーク・ミュージックをこよなく愛し、ひたむきに生きるルーウィンのような名もなきシンガーの活動がなければ、ディランのような新しい才能は生まれなかった。移り行く時代のなかで打ち拉がれ、何度も夢を諦めかけながらも懸命に生きるルーウィンの姿をとおして理想と現実の間で悩んだり、うまくいかない人生に悪戦苦闘する人々にエールを送るコーエン兄弟の新たな傑作が誕生した。
配給 〈ロングライド〉