THE BEACH BOYS - Smile Sessions
『世界で一番有名な未発表アルバム』が奇跡のリリース!個人的にはこれが今年一番の大事件でした。ブライアンにとってはまさに「駄目な僕」時代の当時の苦い記憶に触れたくないのか、リリースが望まれながら中々実現しませんでしたが、周りの声にやっと思い腰を上げてくれました。やはり全てを聴きたかったのでBOXを購入しました。豪華な作り、多数のマテリアル、高音質、と満足な内容ですが、聴き続けるには通常版で充分です。オフィシャル・リリースされたとは言え、やはり結局は永遠の未完成作品なんだと実感しました。まあこれからどっぷりと聴き込もうと思っています。でも今年一番聴いたのは、3歳の長女と一緒に聴いて踊った「マル・マル・モリ・モリ」でした。あと「さや侍」観て号泣しました。 (上田)
BOOKER T.JONES - Road From Memphis
The MGs を率いたメンフィスの大ベテラン・オルガニストが、バックに ROOTS のメンバー等を従えリリースされた快作です。個人的にはいつも自転車通勤で聴いています。爽やかに聞こえる(自分的にですが)オルガン・サウンドが寒い朝の通勤に最適で、漕ぐ足が進む感じです。歌モノも心地よくて良いです。My Morning Jacket の Yim Yames や Lou Reed なんかも参加してました。今知りましたが… ともかく飽き性な僕にも長く聴けそうな作品です。 (森)
ウェス・アンダーソン監督作品 - ファンタスティックMr.FOX
原作は『チャーリーとチョコレート工場』執筆ロアルド・ダールの『父さんギツネバンザイ』。全編ストップモーション・アニメを使用した本作品は、ウェス・アンダーソン監督に不可欠である“家族”を軸に人間と野生の戦いを描いています。独自の世界観を築きながらも、古典を倣うウェス・アンダーソン監督はまさに現代ハリウッド映画界の宝!サウンドトラックへのこだわりも注目です。 (鈴木)