HIP-HOPの、SoundCloud, YouTube, FREE DL, TWITTER 等を使いこなした活発な動き、BEEF、"We Are The Same Asian" 他、日中関係について思うこと、Float like a butterfly, sting like a bee. を実行、アーティスト、リスナーのやりとり諸々にワクワクしました。最先端のものはいつだって心を躍らせてくれます。
DORAID - Fight Against Oneself
最先端のものはいつだって心を躍らせてくれるものDEATHが、不変の美学もまた然り。地獄行き列車超特急。極悪レミーの蒔いた種は、いつの時代も各所で花を咲かせ、廃ることなく、燦々と。微塵も抜かりない意匠に包まれたポリ塩化ビニル盤から鳴るソウルスクリーム、魂の叫び。Music Is Not Burning With Boredom Now !! (坂田)
GARY WAR - Police Water
BLANK DOGS と ALIEL PINK の隙間からUSインディーの玉座を狙う男がやってくれました。お得意のグジュングジュン・サイケギターに加え THOMAS LEER や WICKED WITCH の様な人力エレクトリックを獲得したからもう大変。3D時代のサイバーインディーロックとして指針となりそうな今年の重要盤です。 (野村)
DINARY DELTA FORCE - SOUNDTRACK TO THE BED TOWN
JUSWANNA 同様、こちらも2LPを買っておけば良かった。アルバム全体を通して充満する煙の黒さが五臓六腑にまで染みわたる9年越しの1st。まるで全盛期の BOOTCAMP を日本版フィルターに通し、そこにさらなるビートの重さと若干のウィットを乗せたような藤沢発純国産 HIP-HOP。そして、そこに新たに生まれる中毒性。みんなで学食で昼飯を食べることからドロップアウトし、端のベンチで一人、これを聴きながらパンをかじった日もあったなぁ。 (五十嵐)