この指で未来を拓く―
幼い頃に出会ったピアノが、路地裏に生きる青年の魂の救いだった―。
数々の名曲に彩られる、感動のサクセス・ストーリー
9月27日(金)より伏見ミリオン座 他全国公開
駅に置かれた1台のピアノ。 "ご自由に演奏を!"
そう書かれたピアノに向かうのは、おおよそピアニストとは思えない、ラフな格好をした一人の青年だった。
マチューの楽しみは、自身を追う警察官の目を盗んでそのピアノを弾くことだった。ある日、ひとりの男がマチューの旋律に耳を傾ける。その出会いが、彼の人生を大きく変えていく―。
ある日、音楽学校でディレクターを務めるピエールが、マチューの奏でる旋律に足を止め、耳を傾けた。その才能に強く惹かれたピエールは、マチューをピアニストに育て上げたいと声をかける。乗り気ではないマチューだったが、仲間と一緒に盗みに入った先で逮捕されたことをきっかけに、ピエールの勤める学校で公益奉仕をしながら?女教師“と呼ばれるピアノ教師エリザベスのレッスンを受けることに。周囲の学生との格差や環境の壁にぶつかり、もがきながら、ピアノのみならず自身も成長していくマチュー。そして、彼に夢を託したふたりの大人たちもまた、図らずもマチューに影響を受け変化していく。マチューが拓く未来には、一体、何が待ち受けているのだろうかーー。
音楽への情熱と愛に満ちた感動のドラマ、それが『パリに見出されたピアニスト』である。
【 監督】ルドヴィク・バーナード
【出演】ランベール・ウィルソン/クリスティン・スコット・トーマス/ジュール・ベンシェトリ
【字幕翻訳】横井和子
【後援】フランス大使館、アンスティチュ・フランセ、ユニフランス
【配給】東京テアトル
【提供】カルチュア・パブリッシャーズ、東京テアトル
2018年/フランス、ベルギー/シネマスコープ/カラー/デジタル/106分
【公式サイト】 https://paris-piano.jp/
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